家族葬

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家族で葬儀を行う、家族葬を検討されている方へ。家族葬の参列やマナー、費用や価格などを紹介しています。

家族葬における香典のあり方10【マナー】

前項にて、香典を包むふくさには包み方があると述べました。こうした弔事用での包み方としては、まず、ふくさがひし形になるように、角を上に向けます。それから、香典袋を中央に据え、表向きに置きます。たたむ際には、右、下、上の順にして、最後に左側を折って、端を裏側に回します。これで完成です。台が付いたふくさの場合は、爪が左側になるようにしてから、たたむと綺麗に包めます。弔事で使われるふくさの色としては、青、灰色、緑、紫など、一般的には地味とされる色合いを使用します。紫系統のものに関しては、結婚式などでの祝儀においても使えるので、重宝します。香典は、通夜や葬儀会場の受付で手渡しすることになりますが、この時、ふくさの表側を上にして開きます。そして、表書きしている氏名を、相手に見えるように向けて差し出します。お悔やみの言葉も添えるのが、理想でしょう。また、香典を祭壇に供える際は、表書きが手前向きになるようにしましょう。注意しなければいけないのは、ふくさのまま渡すことです。これは、ふくさを返すと言われ、不幸が返されることを意味するからです。

家族葬における香典のあり方9【マナー】

香典に使われるお札は、基本的に新札は失礼だとされてきました。それは、まるで用意して待っていたかのように思われるからです。しかし、近年では、古くて皺があったり、くたびれたりしているお札の方が、失礼に当たるという考え方もあります。また、香典は喪家の意向で受取らないこともあります。このような場合には、喪家の考えを尊重する方が良いとされています。香典を持参する礼儀の1つに、通夜や葬儀へ、「ふくさ」と呼ばれる小さな風呂敷に包むことが挙げられます。これは、ふくさに包むことで、香典袋が折れたり皺になることがなく、丁寧に持ち運ぶことが出来るからだとされています。ふくさの包み方にも、決まりがあります。結婚式などの祝儀袋と香典の不祝儀袋とでは、違いがあるので注意しましょう。ふくさは多く、台が付いたものが市販されています。この台は、香典袋が折れ曲がったり、皺が寄ることを防いでくれます。ちなみに、台が付いたふくさを購入する際には、その色に注意する必要があります。なぜなら、赤い台のふくさは、慶事用になっているからです。

家族葬における香典のあり方8【マナー】

そもそも香典とは、霊前に供えるための現金を指します。これは、宗教に関係なく使われる言葉です。香典を入れるための包装は、中の金額に見合ったタイプを選びます。また、相手の宗教・宗派に合わせたものにすることも重要です。包む金額に関しては、故人を弔う気持ちに伴うと共に、香典返しにおいて遺族が困ることがないように、常識的な金額にするようにしましょう。香典袋については、香典返しのことを頭に入れる必要があります。中袋に、住所、氏名、金額を記入します。さらに香典の持参方法は、香典袋をふくさなどに包み、通夜か告別式の際に、受付などの係の人に手渡しましょう。一緒に記帳すると良いです。受付が用意されていない場合は、礼拝の時に霊前に供えるか、遺族に直接渡すことになります。ちなみに、香典を渡す時は、渡す人の目の前で、ふくさなどから香典袋を取り出します。そして、香典袋が相手の正面になるように向けましょう。お悔やみの言葉を添えることが理想です。遠方に居住していることで、実際の葬儀などに参列出来ない場合は、お悔やみに加えて、お詫びを記した手紙を添えて、香典を送るようにします。この際は、現金書留が良いとされています。

家族葬における香典のあり方7【辞退】

葬儀において香典を辞退する場合や、家族葬を選んだ場合には、各自治会を経由して、香典を辞退すること、家族葬であることを、回覧して貰う方が良いとされています。事前にきちんと伝えなければ、近所の人たちが香典を持参してしまうからです。また、故人の友人や知人などへ連絡する際は、一番親交のあった人に一括した連絡を頼むことが、スムーズに進行します。なぜなら、遺族が把握していない交友関係が出てくるので、そのための連絡もれを防げることに繋がるからです。故人の職場へも連絡することになりますが、職場の同僚や上司、忌引きを管理する総務部へ宛てて、葬儀の詳細を知らせるようにしましょう。会社からの参列者が多くなる場合もあります。そのような場合には、葬儀の受付などの手伝いを会社へ向けて頼むことも出来ます。家族葬になった時は、その旨(香典を辞退することを含めて)をしっかりと伝えます。内容としては、故人の名前、通夜の日時、葬儀や告別式の日時、喪主の名前、斎場名と住所、電話番号、斎場の地図、葬儀会社の連絡先になります。

家族葬における香典のあり方6【相場】

香典には、故人を弔う気持ちが込められています。その金額の相場としては、立場によっておおよその目安があります。まず、会社関係の時です。故人が上司だった場合には、5千円から1万円ほどだと言われています。特別に親交があった人においては、1万円がいいとされています。故人が同僚だった場合には、3千円から1万円ほどだとされています。この際、多くが会社や部での連名で出すことになるので、提示された金額を用意しましょう。また、部下だった場合には、自身の年齢や役職によっても変わってきますが、大体は5千円から1万円ほどだとされています。次に、身内の時です。兄弟だった場合には、最低3万円だと言われています。この金額に上限は設けられていませんが、10万円までが目安になっています。両親だった場合には、5万円ほどを包むことが良いとされています。また、祖父母だった場合には、1万円ほどが相場となっています。自身の年齢や地位が高ければ、3万円ぐらい用意出来るのが理想です。友人だった場合には、5千円から1万円程度だと言われていますが、生前における故人との関わりや、年齢などによって、臨機応変に対応するべきでしょう。

家族葬における香典のあり方5【寄付】

多種多様の団体で、香典の寄付を受け付けています。だからこそ、香典の寄付を望む場合には、故人の遺志に沿った団体や、生前に故人が興味を持っていた分野の協会などで手続きすることが良いとされています。香典の寄付の進め方として、具体的には各団体によって寄付方法が違うので、寄付先へ問い合わせることが必要です。また、香典の寄付を選んだ時は、香典をくれた人たちへ向けて、寄付する旨を伝えるようにしましょう。基本的に香典返しは、49日の法要の後が、発送する時期となります。ここで挨拶状を送り、内容として、香典を寄付したことと、その寄付先、本人による希望であったことを記しておきましょう。寄付先の中には、故人の名前を付けたそうした礼状を、必要なだけ用意してくれるサービスを持つ所もあるので、よく確認してみましょう。全額ではなく、一部だけを寄付することも出来ます。その際は、49日の法要の後に、香典返しを少額用意します。そこで、寄付の趣旨、寄付先などを記した挨拶状を添えて、送ることになります。

家族葬における香典のあり方4【挨拶状】

香典返しに用いられる物品は、一般的に石鹸やお茶、砂糖、タオルセットなどの実用性があるものが選ばれています。この際、挨拶状を添えることを通例としています。この挨拶状は、香典返しの物品を用意する時に、葬儀会社や百貨店などにおいて、印刷などの手配をしてくれるようになっています。基本的にのし紙の水引は、黒・白の結び切りが良いとされています。しかしこれもまた地域差があり、黄・白を使うこともあります。香典返しの挨拶状の書き方として、形式的な内容はないとしています。封筒や便箋の決まりはあって、それぞれ一重と、一枚とされています。ちなみに、故人の遺志によって、香典が福祉などへ寄付される時には、忌明けと同時に、その旨を記した挨拶状を、寄付する先へ送ることになります。また、近年では、香典返しとして、相当額を社会的に貢献するため、寄付する人も増えています。これは、故人の遺志や喪家ごとの事情もあるため、それに合わせることが理想だとされています。

家族葬における香典のあり方3【香典返し】

近年の日本では、香典返しを早めにすませたいという意向から、葬儀の当日に香典返しをしてしまう人が増えているそうです。さらに、忌明けを待つことなく、初7日の辺りにする例もあります。香典返しは、主に仏教での習慣でした。キリスト教や神道においては、そういった習慣見られませんでした。しかし、キリスト教では、死後の大体1ヶ月辺りに行われる召天記念日や記念式日、神道では忌明け後に当たる五十日祭を目安として、香典返しをする場合があります。この時の香典返しの金額もまた、地域によって相場は変わってきます。ちなみに関東地方では、頂いた香典の半額程度の品を送るという「半返し」を行っているそうです。三割程度の品を返す三分返し、全返しなど様々です。さらに、告別式の当日に行う、当日返しを習慣としている地域もあります。亡くなった地域に合わせるように、普段から心掛ける必要があります。また、弔電だけを送ってきた人の場合には、基本的に香典返しは必要ないとされています。代わりに、お礼状を出すのがいいとされています。

家族葬における香典のあり方2【香典返し】

葬儀を手伝ってくれた近所の人たちのために、葬儀では、食事の炊き出しなどで食品が多く使われていました。だからこそ、香典としてのお米もまた、供えられることに大きな意味があったわけです。このようにお米などの食品が香典として用いられた場合には、「香典返し」は必要ないとされていました。なぜなら、香典を受け取った人もまた、他の人の家に不幸があった時に、同じようにお米などの香典を差し出し、葬儀の手伝いをしたからです。現代の日本において、このような香典の習慣が残っている地域は少ないです。基本的には、現金を香典とすることが普通であり、他の人の家で不幸があった場合にも、手伝いに赴くことはまれです。そして、物品をお返しとする「香典返し」という習慣が出てくるようになったのです。また、相場としての香典返しは、地域差があると言われています。頂いた香典の額の、おおよそ3割から半額ほどが主流となっています。しかし香典では、そもそもお返しする性質にありませんでした。仏式での77日忌、つまり49日の忌明けが終わった際に、挨拶状を添えた物品を送ることが当たり前でした。

家族葬における香典のあり方1【概要】

死者の霊前に供えることで、香や花の代わりとする金品や香料のことを「香典(こうでん)」と言います。そもそも香典は、香を献ずるという仏事の習慣に従って、亡くなった方に向けて香料としてのお供えをすることを指しています。現代の日本において、香典は「現金」を包むのが常識となっています。しかし、それより以前では、葬儀に使われるお米などの食品が多く用いられていました。香典の金額は、亡くなった人が親類であったり、特別な親交があった場合には、その相場が高くなると言われています。お米などの食品が使われていた時もまた、同様に量を増やすなどしてその違いを表していたそうです。地域によっては、米俵を備える風習がありました。この際には、祭壇の脇などに米俵を飾れること自体が、喪家の地位を示していたこともあり、近親者に至っては、米俵を2つずつ供える習慣もあったそうです。昔は、葬儀が行われる時、故人の近親者は死を忌むために、家に引きこもることが普通でした。だからこそ、葬具や火葬、土葬の準備は、近所の人によって、執り行われていたのです。

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